おめでたい話

介護ヘルパーというと、高齢者だけを対象にしていると思われるかもしれませんが、そうではありません。障害者支援をすることもあるんですよ。

精神障害者の場合もあるし、身体障害者の場合もあります。この場合は、障害者保健の対象ということになって、介護保険制度とは違った扱いになります。

介護保険の利用者さんは基本的に年配の方が多く、中には残念ながら亡くなられる方も少なくありません。その他にも、転倒して入院したとか、自宅での生活が難しくなって、施設に入ることになったとか。そんなうれしくないニュースが圧倒的に多いのが現実です。

障害者支援の利用者さんは、年齢的に下がります。30代の方もいます。

で、最近、おめでたい話がありました。

視覚障害のある利用者さんなのですが、お宅に伺うと、「びっくりする報告があるんだ」と突然言われました。何事かと思ったら、「実は、結婚することになった」と。

話好きで、ご自分のこともいろいろ話してくださる方なのですが、そんな話はまったく出ていなかったので、そりゃもう、びっくり!

でも、それと同時にすごく嬉しくて、「めでたい!」を連発。他人事ながら、幸せな気分になりました。ヘルパーを始めて、こんなめでたい話は初めてです。こういうびっくりだったら、いつでも大歓迎です(^^♪

片方の目は強度の弱視、もう片方は全く見えない障害を抱えながらも、すごくパワフルで前向きに道を切り開いていく彼女は、私よりずいぶんと年下なのですが、非常に良い刺激を受けています。

大変なことも多いけど、こんなサプライズもあって、ヘルパーの仕事は、なかなか毎日が刺激的です。

 

 

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