ヘルパーが感じること

こんにちは、訪問介護ヘルパーのサナエと申します。ヘルパーになってもう5年です。人様の役に立つ仕事がしたい!なんて格好のいいことを思って始めましたが、いやあ、これがなかなか…もちろん、うれしいこともたくさんありますよ。本当です。

あなたは介護の仕事にどんなイメージを持っていますか?あなたの周りに介護を必要とする方はいらっしゃいませんか。

私は母を大学生の時にガンで亡くし、父も介護を必要としないまま亡くなったので、自分の身内を介護した経験がありません。

介護の対象になる方は年配の方がもちろん中心になります。介護というと認知症を思い浮かべるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

あまり知られていないかもしれませんが、要介護認定を受ける前に、要支援という段階があります。まだ、介護は必要としてはいないけれど、支援は欲しい。

例えば、私の利用者さんでいうと、脳梗塞を起こして左半身に若干マヒが残り、一人で思うようにお掃除ができなかったり、入浴時に一人では危ないので助けが必要というような場合ですね。

東京では一人暮らしをされている高齢者が、驚くほどたくさんいらっしゃいます。多くの方が、人様に迷惑をかけずに生活したいと思っていらっしゃいます。子どもさんがいても、家庭を持っていれば、それぞれの生活があるので、迷惑をかけたくないと、ご自分は細々と暮らしていらっしゃる、そんな姿も拝見します。訪問介護ヘルパーはそんな方たちに寄り添う立場なのかもしれません。

人生の先輩たちの姿を見ながら、日々、精進しなければと思いますね。その方その方の生きざまが表れていると感じます。

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